青唐辛子を使った食品

 兄が、各地から『青唐辛子を使った加工食品』を、お土産として買ってきて下さる。あまりに美味しさに、すっかり兄弟でハマってしまいました。
 
 食する前は、あんな辛そうなもの、加工されても、とか、普通は『赤』唐辛子でしょ、とか、味の想像が出来ませんしぃ、とか、乗り気では無かったのですが、これがウマい!

 青唐辛子の、青臭さと、ちょっとの酸味、それに味噌や、醤油との相性が、想像よりも、ずっと良い。そして、もちろん、辛い。それらが、あいまって、酒のつまみ、ご飯の友、として素晴らしく、いい仕事をされているのです。
 
 もともとは、徳島から、その名も『青とおがらし味噌』という、商品を買って帰って来てくれた。どうやら、そこの名物で、観光客からの人気も、相当あるらしく、懐疑的ではありましたが、一口目で、いきなり、魅了されてしまいました。
 その後、台湾に行ったさいに、醤油で漬け込んだものを、発見し、買って来てくれたり、地元の京都にも『万願寺とうがらし』を使った商品があり、意外と、多彩。
 同じ、味噌漬けでも、四国と信州、東北では、味噌の味が違って、どこも、個性的であったりします。
 それでも、最初に食べた徳島の『青とおがらし味噌』が、ずば抜けて美味しい。味噌とのバランス、塩加減、パンチ、それらが絶妙で、まさに、オールタイムチャンプとして、君臨しておられました。
 ところが
 兄が、青森から『しじみ入り 青唐辛子の味噌漬け』というを買って帰ってきた。
 これが、たいそう、美味しい。徳島のと、イイ勝負、というかむしろ、上かも知れませぬ。競っております。しじみの、クセ、というか、独特の香りが、上手く消され、旨みだけ引き出されている、とでも言いましょうか。
 唯一の欠点は、複雑になり過ぎて、青唐辛子の味が、わかりにくいところ。しかし、そこにこだわらなければ、食べ物として、こちらの方が、旨みが勝っているような・・・難しい。
 初めての人には、絶対に、徳島の『青とおがらし味噌』ですが、慣れれば、青森の『しじみ入り』もなかなか。
 このように、完全に、ハマり中。今後も、目が離せません。